2017年取材記事
病気にならないための「予防」で
府民の健康を守りたい。
6年制卒 先輩薬剤師
健康医療部 環境衛生課  環境衛生監視員 技師
大阪薬科大学 薬学部卒業 2013年度入庁

環境衛生に携わる仕事で
多くの府民の健康を守りたい

 病院や薬局での実務実習を受ける中で感じたのは、病気になられた患者さんのケアも大切だが、病気にならないための予防も重要だということです。そんな考えの中、大阪府のインターンシップに参加。「生活衛生の向上をもって、府民の方々の病気や怪我の予防を図る」という環境衛生監視員の業務内容を知った時に、まさにこんな仕事がしたかったんだと思い、大阪府の採用試験を受けました。
 入庁後の職種については本人の希望と面談などで決められるのですが、私は希望がかない環境衛生監視員として、1年目に和泉保健所に、4年目からは本庁に勤務しています。
 保健所では、地域の理・美容所やクリーニング店、旅館、映画館、公衆浴場といった環境衛生施設が、法令に則って営業を行っているかの監視指導を行っていました。法律でこう決まっているからと杓子定規に指導するのではなく、なぜ、そうすることが必要なのか目的や理由をしっかり説明し、理解していただくことが大切だと思っていますし、複数の課題を抱えた営業者さんには、科学的見地から公衆衛生上、優先させるべきことから改善を促すこともありました。そうして納得して実行していただくことが、継続的な衛生環境の改善につながると思っています。

自分の強みとして、
人より長けている分野を持てれば

 本庁では、府下にある12保健所が円滑に環境衛生監視活動をできるよう、どの施設にどのような監視指導を行うのかといった「大阪府保健所環境衛生業務実施計画」を作成したり、それを円滑に実施してもらうための調整を行ったりしています。保健所からの問合せに対しても、府としての方向性をきちんと整理した上で回答しなければならないので、より深い知識が要求されます。また、府議会において環境衛生についての説明が生じた場合には、その資料を作るのも私たちの仕事です。昨年度は、最近急増している民泊※の許認可関係の業務を主に担当しました。
 「縁の下の力持ち」的な存在の環境衛生監視員ですが、府民の健康を守っているという使命感を持てるのがやり甲斐であり、今後はもっと知識を深めることはもちろん、これは○○に聞いてみようと言ってもらえるような、他の監視員より長けている分野が持てたらと思っています。
※住宅の全部又は一部を活用して宿泊サービス  を提供すること。大阪府内は、府の認定のもと、 特区民泊(国家戦略特別区域外国人滞在施設) の営業が認められている。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

環境衛生に関わる法令は約20あり、さらにはその運用について国の通知集や過去の資料があります。これらをもっと勉強し理解を深めて、的確に対応のできる監視員になりたいです。また、他自治体や関係団体にも人脈を広げていきたいです。昨年、全国の環境衛生監視員の方々と1週間近くの研修を受けましたが、他自治体に人脈を築けたことで多くのノウハウを習得し、指導に幅ができました。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • 社会人と学生の
    違い

    社会人は、自身の発言や行動が多くの人に影響を与える存在です。例えば、法的に必ず改善しなければならないのか、そうあれば望ましいというレベルなのか、私の発するひと言が営業者さんの経営にも大きく影響することが考えられ、責任の重さを感じます。

  • 学生時代にしておけば
    良かったこと

    研究室での発表などの機会は学生の時からありましたが、社会人になると、講習会など、人前で話す場がとても増えました。その時に慌てたり不安になったりしないように、学生の時から意識してプレゼンテーションやグループワークに臨んでおくことが大切だと思います。

  • キャリア選択の
    アドバイス

    病院や薬局に比べると、行政職に就く割合はまだ少数です。メーカーやCROに勤めたり、教育や研究に関わったりする働き方もあります。最初から絞り込まず、インターンシップ制度などを活用し、幅広い視野を持って自分に合う職種を探してください。

オフタイム

テーマパークが好きで、
年間パスポートも持っています。
冬はスノーボード、夏は海と、
休日のほうが睡眠時間が短くなるほど、
積極的にオフタイムも楽しんでいます。

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