2017年取材記事
すべては患者さまのために 薬の価値を高めていく やりがいのある仕事です。
 
薬学部卒業 2016 年度入社
私のCAREER
MR

医薬情報担当者として、薬の品質・有効性・安全性に関する情報を、 東京都心の大学病院の医師に提供しています。 患者さまの治療に当社製品をお役立ていただき、エビデンス※の発信・構築につなげることも 重要な仕事と考えています。           ※科学的根拠、臨床的な裏づけ

2年のCAREER

  • 1年目

    入社
    5カ月間の集合研修

    当社が数年前から採用を開始したメディカル・リエゾン(ML)職として入社。配属後、MRとして医療現場で経験をつむため、まずはMR認定試験対策を中心とした新入社員研修を9月まで受講

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    ここがPOINT1

    今後ますます重要度が高まるML職に期待感を持って入社。就職活動時に、日本と海外の医療情勢のギャップについて自分の想いを全てぶつけられたことも決め手になりました。

  • 1年目9月

    東京病院部 渋谷第一営業所に配属
    MRとして活動を開始

    配属後のOJT研修を経て、MRとしての業務をスタート。臨床研究中核病院※など2つの病院を主に担当し、心臓血管外科、脳神経外科、血液内科、精神・神経科、リウマチ内科、神経内科、循環器内科などの疾患領域の医師に医薬品情報を提供※国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担う病院

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    ここがPOINT2

    配属当初は、医師に毎日お声かけをする意味を見出せず悩んだこともありましたが、「医師の行動をしっかり見て小さな変化も見逃さないことが、潜在ニーズをつかむカギ」と、所長のアドバイスで気付くことができました。

  • 2年目

    新薬プロモーターに着任
    販売戦略等を立案

    所長から指名され「新薬プロモーター」という責任あるポジションに。シオノギの重点戦略医薬品に対して、営業所単位で普及拡大するにはどうすればいいか、メンバーと検討を重ねプロモーションを推進

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    ここがPOINT3

    現在はMRとして活動していますが、経験豊富なMRやASL職などの先輩方と意見を出し合いながら、販売戦略等を立案していく中で学ぶことは多く、将来ML職に就いた時に役立つ良い経験をさせていただいています。

当社医薬品の効能を
エビデンスとして構築

 東京病院部は、大学病院に特化して、開発部門や製品戦略部などと連携した組織営業を行う部署です。医薬品のエビデンスを発信するキーオピニオンリーダー(KOL)※と呼ばれる医師が集まる医療機関だけに、高度な知識や交渉力が求められます。
 現在はMRとして、医師の潜在的なニーズをひきだし、それに合った情報提供に努め、医師のパートナーとして信頼関係を築けるよう日々精進しています。直近の臨床現場で当社の医薬品をお役立ていただくと同時に、長期的視野で当社医薬品の価値を広く認知していただくための活動もMRの仕事であり、メディカル・リエゾン(ML)職にも直結するものです。また、その業務の一つひとつが、患者さまの健康や幸せにつながると思うと、モチベーションも高まります。
 医薬品は、医学・科学的なエビデンスを構築することで、その価値が高められます。つまり、市販後にも「薬を育てる」という観点で活動することが求められるのです。具体的には、当社製品に関する情報を専門医師に提供し、実際に使用していただき、化学物質として有効・安全であるエビデンスを構築することに関わっています。
 ジェネリック薬品への切り替えが進められる現状にあって、創薬型製薬会社シオノギとしては、新薬の価値を発売後いかに早い段階で周知浸透させられるか、いわば「ロケットスタート」が重要です。東京病院部はいつでも「ロケットスタート」が切れるよう、日頃から臨床現場の動きにアンテナを張り、医師と疾患について深く意見を交わし、信頼関係の醸成に努めています。
※製薬企業の販売促進に影響力を持つ 医師などの専門家

「ドクターの耳を作れ」
この一言で、仕事の姿勢が変わった

 配属当初は、医師とどう接したらいいかわからない時期が正直ありました。自分が伝えられる情報はインターネットで調べればわかるものではないか、一日中病院で待機しても、話をしたい医師と面会できないこともあり、どうすればいいか突破口が見つかりませんでした。
 「最近、訪問や面会のペースが落ちているけどどうしたの?」と、所長から声をかけられたのはそんな時です。所長は私の迷いや疑問をしっかりと受け止め、こんな風に言ってくれました。「担当先の臨床研究中核病院では、臨床と研究を同時に行う中で、医師は大変な思いを沢山されている。だからこそ、いつも頑張っているあなたの姿勢を必ず見てくださっているはずだ」と。医師を毎日しっかり見て、その立場に立って考えていれば、些細な表情や行動の違いなどにも気づくことができます。相手の状況を考えて行動するようになったことで、信頼していただけるようになりました。
 また所長に言われた「ドクターの耳を作れ」という一言は、大きく響きました。それは、つまり「医師に聞く耳を持っていただく」ということです。関係性が構築できてはじめて、提供する情報が医師の耳に届き、処方につながることを学びました。最近では、「治療のここが改善できれば…」といった医師の潜在ニーズも敏感に感じ取れるようになってきました。
 薬効だけでなく、副作用についてもきちんと紹介するのがMRとしての私のスタンスです。「こういう人には使わないでください」と伝えると、「では、他の人は使えるんだね」と答えをいただけます。どういった患者に合うか掴めないという場合は、具体的にその薬が役立つ患者像をイメージしていただけるようにお手伝いさせていただいています。
 必要とされる情報を渡せているかどうかは、常に自分に問いかけています。効果が現れなかったり、微妙なお顔をされた時はやはり落ち込みます。それは、〝患者さまに必要な薬が届いていない〟ということだからです。シオノギは患者さまを一番大切にしている会社ですので、それが一番悔しいです。

メディカル・リエゾンとして、
次のステップへ

 今はMRとして臨床の意見をしっかり吸収し、ML職となった時にこの数年間で得た経験を活かしていきたいと思っています。
 ML職とはKOLに対して、疾患・診断・治療に・薬剤に関する高度な専門知識をもとに医学・科学的な情報提供を行う職種です。新しい治療方法や医薬品の適正使用についてKOLと議論し、医療活動を支援するとともに、学術的観点から新薬の有効性を説いていただくことで当社製品の価値を高める役割を担う、大変やりがいがある仕事と考えています。将来の準備として、日々論文や文献を読み知識を補強。今後は海外のKOLと交渉する機会も出てくることから、英会話の勉強も始めました。勉強することは山ほどありますが、MLとして患者さまのお役に立つために必要なものであり、自己成長にもつながると思うと楽しく取り組めます。
 将来的には日本の医療政策をメーカーサイドから動かすような仕事もしてみたいと考えています。これは働きはじめて、国の政策と医療現場との間には解決すべき課題が沢山あることを感じたからです。その薬を必要とする患者さまにどうすれば届くかを、考え続けていきたいと思います。

学生時代に
コミュニティーを広げる活動を

 ML職という仕事を知ったのは大学5年の時です。海外の薬学部に短期留学し、当時日本ではまだ少なかったML職の働き方に興味を持ちました。
 薬学部は実習や研究など忙しいと思いますが、ぜひ視野を広く持ち学生時代に留学をはじめ様々なコミュニティーを広げる活動を行ってほしいと思います。私は日本薬学生連盟のイベント等にも参加し、日本の薬剤事情について世界中の薬学生と語り合いました。同じ志を持った仲間とディスカッションすることで自分の理解も深まり、新たな視点も得ることができました。
 私は何事も一から創り上げることに喜びを感じ、得意とするタイプですが、学生時代の活動が今の自分を作っているように思います。皆さんも活動の幅を広げ、新しい出会いや体験をする中で、自分の可能性を広げていってください。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

5年後にはMLとして、より波及効果の高い働きをしていたいです。KOLと薬物治療について議論し、認識を深めていただくことで、薬はより価値を生み、その薬を必要とされる患者さまの治療につながっていくはずです。
さらに10年後にはKOLを召集するなど、海外との交渉を日常的に行いながら、日本の医療政策を動かす流れを作る人材になっていたいです。

新人時代の失敗

医師の思いを知らず、 診察前にお声がけをして叱られる

暗黙の了解として診察前に声をかけてはいけない、とされていた医師に声をかけ叱られたことがあります。お詫びの手紙とメールでの情報提供を続けたところ、ある時声をかけてくださり「診療前は集中したいので」とのこと。今では、情報提供の伝え方など相談にのってくださる関係となっています。

成長する重要な要素

置かれている環境、係わる人、 時間の使い方で、 成長のスピードは大きく変わる

この3点は大事だと思います。「まずやってみろ」の社風が当社にはあり、年齢やキャリア年数に関係なく自分の考えを試せる、成長する上で最高の環境です。係わる人という点では、今の所長と出会ってなければ成長はもっと遅かったと思います。時間の使い方では、通勤時間も英語の勉強に充て有効活用しています。

私流自分の磨き方

他人が作った固定概念に とらわれない

「今までは」「普通は」などの前例や慣習に常に疑問を抱くことが、何かを始める、変える時には大切です。可能性が限りなく低くてもチャレンジしてみる、「まずはやってみる」という姿勢は絶対ぶれないようにしています。

オフタイム

Beach Yogaと旅行&写真

休日は朝6時過ぎに友人と海に行きヨガをするのが、私のリフレッシュタイム。普段仕事で頭が一杯な分、何も考えず波の音を聞くだけで心が穏やかになります。

とにかく旅行が大好きです。旅先で出会った素敵な景色を撮って部屋に飾っています。これは会社の同期と香川に行った時の写真です。

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