2014年取材記事
人と人との出会いが成長の糧 「薬剤師人生って楽しい!」 この実感が最大の収穫です。
関東エリア東京西ブロックブロック長
薬学部卒業 2003 年度入社
私のCAREER
ブロック長

医療機関に対してコンサルティングをベースに医業経営のトータルサポートを行う企業で、 薬局部門のブロック統括マネージメントを担当。経理、人事、教育など薬局経営のすべてを指導しています。

11年のCAREER

  • 1年目

    入社
    調剤薬局勤務

    大型店舗である伊勢原店に同期6名が配属、懸命に働いた後は同期や先輩と共に遊びにいく。仕事もプライベートも充実した毎日、社会人生活の楽しさを知る

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    ここがPOINT1

    社会人の生活の楽しさを知って出勤が楽しくなり仕事へのモチベーションも一気にアップ、仕事の原動力になりました。

  • 3年目

    管理薬剤師として
    薬局長に就く

    同じ店舗で管理薬剤師として薬局長に就任する。部下の指導や薬局の経営管理などマネジメントの面白さを知る

  • 4年目

    キャリアチェンジ、
    新たな環境で新規大規模店舗の
    立ち上げを担当

    自宅通勤限定の職種から転勤ありの職種にキャリアチェンジ。初めての一人暮らしをしながら、水戸の新店の立ち上げから担当する

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    ここがPOINT2

    自らキャリアチェンジして新規出店を任されたこと。仕事の幅が広がり、私を大きく育ててくれる上司と再会できました。

  • 5年目

    教育研修担当者を兼任
    現場で必要となる
    研修プログラムを立案、実施

    関東ブロックに新しく設けられた教育研修担当者を兼任。現場に即した研修プログラムを具体的に進めるため、日々奔走

  • 7年目

    首席でブロック長昇格試験合格も、
    2年間の出産育児休暇取得へ

    次のステップに進むために、ブロック長になるための研修に挑む。首席で修了するが、妊娠で2年間の出産育児休暇に入る

  • 10年目

    ブロック長に就任

    復職1年後に東京西ブロック長に就任。現在、7店舗をマネジメント、指導したスタッフが評価される姿がやりがいになっている

配属後の勤務環境に恵まれ
高まる仕事へのモチベーション

 入社後最初にどこに勤務するか…これがその後の社会人生活を左右する場合があります。私の場合はその典型でした。
 最初に勤務した薬局は大型店舗だったこともあり同期6人が配属されました。みんな仲良く「よく遊び、よく働け」の毎日。定時18時ちょうどに勤務が終わる店だったので、精いっぱい働いた後はみんなで食事に行くこともよくあり、楽しい社会人生活をスタートしました。
 学生時代は「社会人になると、仕事は辛く大変なもの」と思い込んでいた私にとって、「仕事も遊びも充実した社会人生活がある」と知ったことは新鮮な驚き。出勤するのが楽しみで、仕事へのモチベーションも高まりました。
 また、希望する研修にも積極的に参加させてもらうことができ、スキルが身についたのはもちろんのこと、いろいろな人と出会うことができ、自己の成長につながりました。入社まもなく受講した研修では私の薬剤師人生に大きな影響を与えてくれた人との出会いもありました。このときの出会いがなければ、今の私はなかったと思います。
 また、社内のさまざまな取り組みにも積極的に参加。例えばサプリメントの売り場づくりコンテストに挑戦、仲間と「ああしよう」「いや、こうしよう」「こんなアイデアは?」…と意見を出し合いながら、日々作戦を練りました。サプリメントを並べる大きな机が必要になり、隣接の店舗に机があったことを思い出して、急遽、車で借りに行ったことも…その結果、見事上位入賞を果たせました。気が付けば自然にリーダーの役割を担っており、後年従事する役職の「兆し」が既にこのとき芽吹いていたのかなと思います。
 その後、同じ店舗で薬局長に就任。立場は変わっても「よく遊び、よく働け」を実践。部下と一緒によく食事に行ったり、遊びに行きました。

私の可能性を引き出してくれた
運命の人との再会

 大きな転機が訪れたのは4年目。茨城県水戸市に大規模店舗を新規開局する話を聞き、薬局長として違う環境で店舗立ち上げから担当したいと思うようになりました。そのため、それまで自宅通勤限定職種だったものを、転勤を伴う職種にチェンジ、初めての一人暮らしを決断しました。この決断が、「入社早々の研修で出会った運命の人」との再会につながったのですから驚きです。
 その方は出会った当時四国ブロック長で、研修会場で私の隣の席に座られ、あいさつを交わしただけの林田さん。新人の私に対して、体ごと私の方へ向けてあいさつしてくださったことがとても印象的でした。その林田さんが今度は関東ブロック長へ異動、直属の上司になったのです。
 そこでの林田ブロック長の大きな仕事の一つが、当時教育担当者が存在しなかった関東ブロックに、しっかりとした教育制度を根付かせ、教育研修担当者を置くことでした。林田ブロック長はエリアの薬局長9名の中から教育担当者として、私に白羽の矢を立ててくださいました。
 推薦理由は「諦めない」「細かい」性格だったそうです。職場に導入されたシステムの不明点に関して自分で説明できるようになるまでねばり強くシステム会社に聞き続け、独自の手順書まで作ってブロック長に提出したことが評価されたようです。
 これを機に林田ブロック長はその後さまざまな形で私が持っていた可能性を引き出してくださった恩人です。
 例えば水戸の新店舗での「新人初日クイズ」の発案。新人が店舗に初出勤する日に出すクイズ形式の課題です。処方の流れを見るのはもちろん、「患者さんは待ち時間に何をしていますか?」「病院まで歩いて何歩?」といった問いかけ集で、患者さん目線で同じ気持ちになってもらうのが狙い。これは現在全社で使われています。
 また、新人研修マニュアルの改訂も実施。新人3か月は週報で、次の3か月は月報で報告してもらい、赤ペンを入れて返すシステムを整備するなど、いかにしっかりと研修を受けてもらえるか、どうすればそれが実施できるかを林田ブロック長と熱く語る毎日で充実した時期でした。
 3年後の7年目からは別の薬局に異動。肩書きは同じ薬局長ですが、その店舗をさまざまな面から改善するための異動で、悩みましたがこれも経験と受け入れました。この薬局勤務中に林田ブロック長は関西へ異動され、私も教育研修担当者から離れたことを契機に、ブロック長になるための研修を受ける決心をしました。1回2泊3日のプログラムを全3~4回、1年がかりで受けるもので、私は首席合格したものの、妊娠していることが判かり、ブロック長には就任しないで2年間の出産育児休暇を取りました。

2年間の出産育児休暇の後
東京西ブロック長に就任

 復職後、2年間の育児休暇などもありブロック長への復帰は半ば諦めていたのですが、1年ほどしたころ南関東エリア東京西ブロックのブロック長就任の辞令を受けました。
 ブロック長とはエリアにある複数の薬局をブロックでとりまとめる役目。売上などの数字はもちろん、人事、教育、労務など薬局経営に関するすべてをマネジメントします。新店舗をつくるときは立ち上げや近隣のドクターとの折衝も担います。
 主役は現場の薬局長。ブロック長の私は彼・彼女らにアドバイスして現場で活躍してもらえるようにするのが役目です。昔ほどではありませんが、今でも会議の後はみんなで飲みに行くなど、新人時代からの「よく遊び、よく働け」をできるだけ実践しています。

さまざまな人との出会いが
私を成長させてくれた

 振り返ってみると、さまざまな人との出会いがあり、その出会いを楽しみながら仕事をしてきたことが今の私をつくってくれたと痛感します。
 林田ブロック長をはじめ社内の先輩方、同期のみんなや後輩たちとの交流が自分を成長させてくれ、仕事にも生きてきたと思います。マネジメントは知識だけでなく人間の幅が大きく物を言う世界だからです。
 薬学生のみなさんも、たくさん遊んで人間の幅を広げ、自由な発想ができるようになってください。それが仕事で成功するだけでなく、自らの人生を楽しいものにしてくれます。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

●近い将来、2人目を出産したいと考えています。もちろんその後も仕事は続け、2回目の出産育児休暇の後もブロック長として継続して働きたいと思っています。そして、自分が林田ブロック長に影響を受けたように、今度は私自身が誰かによい影響を与えられるように日々邁進していきたいと思います。
●妊娠期間中の勤務や育児と仕事の両立を経験した者として、これから出産や育児を経験するであろう世代がより働きやすい職場となるよう、支援やアドバイスをしていきたいです。

新人時代の失敗

初めての電話応対で 「店長は今、2階中です!」

初めて出た本社からの電話で緊張のあまり「はい、店長は今、2階中です!」(正しくは「2階で事務処理中です」)と言ってしまい、電話の相手と一緒に笑いが止まらなくなってしまいました。初日の昼食後の講義でも緊張や疲れで最前列で居眠りをしてしまったこともありました。

これが成功の分岐点

自宅通勤限定の職種から 転勤を伴う職種にキャリアチェンジ、 仕事の幅を広げ恩人との出会いも

より可能性を広げるためにキャリアチェンジしたことで、受けられる仕事の幅が一気に広がり、1人暮らしを始めたことで出会う人も増えました。仕事の範囲が広がり、新規店立ち上げの経験もでき、なんと言っても林田ブロック長と再会することができました。新しいことにチャレンジすることは勇気のいることですが、あの時決心して本当に良かったと思います。

私流自分の磨き方

そのとき自分がもつ全力を注ぐ それが「全力」をさらに増やす

与えられた仕事に対して、そのときそのときに自分が出せる力のすべてを注ぎ込むように心掛けています。この繰り返しが自分の能力をさらに大きなものにしてくれるからです。筋肉は極限まで使えば大きく育ち、使わないと衰える。このメカニズムと同じことが能力でも起きると思っています。

オフタイム

家族の時間、一人の時間、それぞれを大切に

(写真上段)
〈家族の時間〉
家族との時間ではなるべく自然と触れ合い、一緒に体験できる場所を選んで家族3人で出掛けるように心掛けています。

(写真下段)
〈一人の時間〉
一人の時間はのんびりと読書したり、ぜいたくな気持ちになれるように自分の心とカラダを緩めることに時間を使っています。

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