2014年取材記事
コミュニケーションは 一番難しいけれど やりがいにもつながっている。
さくら薬局グループ 薬局事業部エリア統括マネージャー
薬学部卒業 2002 年度入社
私のCAREER
エリア統括マネージャー

クラフトが経営する調剤薬局「さくら薬局」の千葉県内の10店舗を統括するマネージャー。 店舗で薬剤師として働きながら、各薬局の運用や管理を任されています。 薬や疾患の知識はもちろん、法的な知識や人材育成など業務は多岐にわたります。

13年のCAREER

  • 1年目

    薬剤師
    「さくら薬局」成田店配属

    薬や疾患について学ぶ日々。先輩たちのように早く患者さまから頼りにされる存在になることを目標に、応対の仕方も勉強の日々

  • 4年目

    薬局長
    管理薬剤師

    様々な種類の店舗を経験した後、成田市内の橋賀台店で薬局長に。小児科門前のため、キッズコーナーを作り、子供の遊び場や絵本を置くなど工夫

  • 6年目

    エリア統括マネージャー

    千葉県内7店舗の運営・管理を任される。スタッフとはできるだけ面談の機会を設け、適材適所の人材登用を考える

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    エリア統括マネージャーに就任。不安はあったが新しいことに前向きに挑戦したことで、自身の成長と自信につながったと思います。

  • 11年目

    M&A推進担当へ

    担当エリア内にあった合併した薬局のマネジメント担当。最初は様々な壁があったものの、1年間一緒に働きながら信頼関係の構築に成功

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    M&A推進担当を経験。相手と真剣に向き合い、自分や会社をわかってもらえるよう努力し、良い関係を築くことに成功。改めて自社の良さを認識。

女性が活躍している
会社に魅力を感じて……

 千葉県内の「さくら薬局」10店舗を統括するマネージャーとして働いています。薬剤師としての業務に加え、各店舗の運用やスタッフの管理・育成を任されていて、本社と店舗の間の調整役のような役割も担っています。もともと人と人とを取り持つのが好きなので、自分なりに工夫をしながら取り組んでいます。特にやりがいを感じるのは、新人スタッフの成長に触れた時ですね。
 そもそも調剤薬局を就職先に選んだのも、人と接することが好きだから。私が就職活動をしたのは院外処方が増え出した時期だったので、これからは患者さまと向き合う機会が一番多くなるだろうと思って決めました。クラフトの会社説明会に出席すると、説明してくれたのは当時では珍しく女性の教育部長。「自分もこんな風に女性が活躍している会社で働いてみたい。教育がしっかりしている」と思ったことを覚えています。
 人と接する仕事がしたくて薬局に入りましたが、一番大変だなと感じるのもまた人との接し方です。人は一人ひとり違うので対応も千差万別。だからこそ自分なりに努力をして、相手と心が通じ合えた時は本当にうれしいですね。
 新人時代は患者さまとうまくコミュニケーションが取れず落ち込んだこともしばしば。例えば、薬の飲み合わせの説明をしても「そんなことは俺がチェックしてるからいいんだ!」と怒鳴られ、思わず調剤室にこもって泣いたことも。それまでは患者さまイコール穏やかというイメージがあったのでショックでしたね。
 でも、病院で長い間待たされてイライラしている方もいれば、病気のことをあまり話したがらない方ももちろんいます。なのに「これを聞かなきゃ」とか「薬の説明をしなきゃ」という思いばかりが先走っていた私。患者さまの状況を理解して、思いやることができれば、接し方も違ったはずです。そんな余裕もなかった新人1年目が、今考えると一番しんどかったかな。
 一方で、疾患や新薬のことなど、覚えなくてはいけないことも本当にたくさんあって「薬剤師はずっと勉強なんだな」と実感。とにかく3年間くらいは必死でしたね。

薬局長とマネージャー
そしてM&A推進へ

 最初のうちはいろいろな店舗を見たかったので、上司にその希望を伝え、開業医の門前や大学病院の門前などを経験。4年目に薬局長を打診されました。薬局長になるのは入社した頃からの私の一つの目標でした。理由は、店舗を任されるくらいの知識を持ちたかったことと、責任者を任されることが社会人としても一人前になったというイメージがあったからです。自分の3年後や5年後のイメージがあると、しんどい時期も乗り切れるので大切だと思います。
 薬局長を務めた橋賀台店は4人ほどの小さな店舗だったので、まずは人間関係がうまくいくようコミュニケーションをとることを心掛けました。何かを決める時も自分一人ではなく相談して決める。また、橋賀台店は小児科の門前なので、これといった用事がなくてもドクターや看護師さんのところには頻繁に顔を出すようにしていました。その方が仕事もスムーズに運びますし、もし万が一間違いがあった時も、ドクターとコミュニケーションが取れていれば対応は全然違うと思います。
 そして6年目、エリア統括マネージャーを任されました。薬局長は1店舗ですが、マネージャーは7店舗を統括しなくてはいけません。不安は大いにありましたが、頼りになる上司や先輩マネージャーの存在が背中を押してくれました。年上の部下もたくさんできます。でも、あまり肩肘張らずに、素直に頼らさせてもらっています。人と人の間に立つことが好きな私にとって、スタッフの希望や適性を生かしながらの人材登用の仕事にも魅力を感じています。
 一昨年、さらに一つの転機となる仕事がありました。M&Aを実施した薬局のマネジメントです。企業文化の違う薬局をこちらのグループ会社として受け入れるわけで、当然なが
らそこには様々な壁があります。薬剤師としての自分を試されているようでもありました。しかし、1年間一緒に働いて、まずは信頼してもらうことに努め、少しずつクラフトのやり方を伝えるようにしました。すると徐々に理解してもらえるようになり、1年後には「佐藤さんで良かった」「来年も担当してください」と。苦労が報われた瞬間でした。
 この経験は、当社の良さを再確認できた機会でもありました。教育制度や薬剤の自動発注など、システムが本当にしっかりしていて、薬剤師本来の仕事に集中できることに改めて気づいたからです。

まずは患者さま目線で
物事を考える

 最近は、私と同じように若くしてマネージャーやサブマネージャーになる人がどんどん増えています。そういう人たちを育てていくことが現在の目標であり、課題です。彼らが問題にぶつかった時は、私も先輩に指導してもらったようにまずは自分で解決策を探ってもらう。育てるというよりも見守るスタンスでしょうか。
 そういった後輩との関係づくりを含め、やはり仕事をしていく上で一番気を使うのが、人との距離の取り方。工夫というほどではありませんが、私自身、苦手な人にはあえて会うように心がけています。自ら壁を作っていたら何も進まないし、何度も顔を出せばいつか好きになってもらえるかなと。少なくともこちらの思いは伝えなくてはいけません。
 クラフトに入社する前の会社説明会で出会った女性の教育部長は、今は専務となられ、職位が変わりましたが、時々、フラットに食事しながら相談も聞いていただけるので心強いです。その方に言われたのが「マネージャーとしてやるべき仕事はたくさんあるけれど、一番大事にしなくちゃいけないのは、会社目線ではなく、まずは患者さま目線で物事を考えること」。この言葉は強く心に残っています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

●将来を考えた時、県単位で統括するリーダー職を目指すというキャリアアップの選択もありますが、リーダーは本社勤務なので、私はあくまで現場の薬剤師でいたいと思っています。また、若くて優秀なサブマネージャーやマネージャーを一人でも多く育てていくことが今の目標です。
●プライベートの目標は、英語に強くなる! 毎年の海外旅行のたびに思うので!

新人時代の失敗

患者さまに怒鳴られて 一度だけ泣いてしまった

何をするにも自信のなかった1年目。私の説明にいら立った患者さまから怒鳴られ、調剤室にこもって泣いてしまいました。先輩からは「みんなそうやって強くなっていくのよ。頑張りなさい」の励ましの言葉。以来、職場で2度目の涙は流していません!

これが成功の分岐点

不安の中で「受ける」か「断る」か 背中を押したのは先輩の存在

マネージャーに任命された時が大きな分岐点。薬局長としてもまだ完璧に仕事ができていなかったので不安でした。でも、何かあれば助けてくれる上司や先輩マネージャーがいたことで、思い切って挑戦してみようと決断しました。

私流自分の磨き方

とにかくやってみることと 職場の人間関係づくりを意識

一つはとにかくやってみること。「無理かな」と思うことでも、まずは一歩踏み出すことを心掛けています。もう一つは人間関係を大事にすること。薬局はチームワークが大事な職場なので、スタッフとは良い関係を築いていけるように意識して仕事をしています。

オフタイム

「年に1回の海外旅行」と「リラックスタイム」

(写真上段)
年に1回の海外旅行は、頑張った自分へのご褒美!最近はイタリアやクロアチア、スイスなどヨーロッパがお気に入りです。

(写真下段)
仕事の後は同僚と飲みに行ったり、バーベキューやお花見でワイワイ。帰宅後は疲れていても湯船につかってリラックスするのが習慣です。

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