様々なキャリア~目標とする働き方~

パナソニック健康保険組合 松下記念病院

業種・職種 病院
2016年取材記事
患者さんとその家族に寄り添う心と 高度な知識・技能とで 不安を少しでも取り除きたい。
私のCAREER 病院薬剤師
キャリアの軌跡と今後

化学療法チームで レジメン管理に悪戦苦闘

 私の目標は、患者さんの気持ちや苦しみを理解し、寄り添う薬剤師になることです。  入職1年目は院内調剤をメインとした業務に取り組みました。「少しでも早く調剤の現場に慣れたい」と、大学院時代から調剤薬局でアルバイトをしていたのですが、その時の経験を活かしながら、また先輩にきめ細やかに指導していただきながら、病院薬剤師としての一歩を踏み出しました。  2年目からは、がん化学療法チームに所属。学生時代から志していたがん化学療法の世界に早くも踏み込むことになり、期待と不安の入り交じった気持ちでした。まず驚いたのは、「世の中にこんなに多くのレジメンが存在するのか」ということです。レジメンとは、抗がん剤や輸液、支持療法薬の投与に関する時系列的な計画書のことで、チームで様々な協議を行い、決定していくのですが、それぞれの医薬品の特性や、配合による変化など、検討すべき点が多岐にわたり、大学で学んだ知識だけではとても対応しきれません。最初のうちはミスを指摘され、怒られることもありましたが、「怒られるうちが華」と思い、間違えたところを復習して、次に臨むようにしました。先輩も「これも勉強だから、次からちゃんとやったらいいよ」と言ってくれ、余計に気合いが入りました。  あと大学での勉強と大きく違うのは、当たり前ですが、目の前に患者さんがいるということです。本で副作用の症状などの解説を読むのと、実際に患者さんが訴えてくるのとでは、頭に入って来る情報量が全く違います。「何とかしてあげたい」の一心で、副作用を少しでも軽減できる方法がないか、いろいろと調べるようになり、知識量も格段にアップしていきました。  そんなレジメン管理や、患者さんへの服薬指導、調製業務などに悪戦苦闘しているうちに、1~2年はあっという間に経ってしまいました。チームに所属して3年目に入ると、自分からも医師にいろいろと提案できるようになり、また医師から相談をされるなど、次第に信頼を得られるようになってきました。

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2015年取材記事
高い専門性を発揮し 患者さんからも医療スタッフからも 信頼される薬剤師へ。
私のCAREER 病院薬剤師
キャリアの軌跡と今後

目指すは、薬のことなら 何でも答えられる薬剤師

 私の目標は、薬に関することなら何を聞かれても的確に答えられる薬剤師になること。これは薬剤師を目指すことを決めた当初から変わっていません。「薬の専門家」として、幅広い知識を習得し、チーム医療の一員として、自らに求められる役割を全うし、存在感を発揮したいと考えています。  そのため進路も、若いうちからいろいろなことを経験でき、かつ先進的な取り組みをしている病院にと考え、松下記念病院を選択しました。当時は機械化に向けた切り替え期で、新人時代から調剤業務に従事する傍ら、電子カルテや注射薬払出装置の導入のための準備に関わることに。まだ業務にも慣れていないのに、薬品マスターの登録や管理など初めてのことばかりで、まさに怒濤の日々でした。しかしそのおかげでシステムの基本的な構成や考え方がわかったことは大きな収穫でした。  2年目には、病棟での薬剤管理指導業務も行うようになりました。当時はまだ病棟常駐ではなく、抗がん剤調製なども含む調剤業務を行いながらでしたが、「より患者さんに近いところで仕事をしたい」という私の希望が叶えられた形でした。病棟に行くようになって痛感したのは、コミュニケーションの重要性です。患者さんへの説明はもちろんですが、医師や看護師に話を聞いてもらい、提案を受け入れてもらうためには、良好な関係づくりが必要不可欠。最初はわからない質問も多かったのですが、専門書を読んだり、他病院に勤める大学時代の同期に聞いたりしながら、一つひとつ丁寧に答えることで、信頼を得られるように努めていきました。

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2015年取材記事
最良の薬物療法を提案でき 薬剤師として真に求められる存在へ。
私のCAREER 6年制卒
6年制卒 先輩薬剤師

若いうちからいろいろな経験を 積める環境が魅力

 医師や看護師、検査技師など、様々な職種の人たちと一緒に働き、多くの知識を吸収したいと病院薬剤師の道を志望。さらに「若いうちから調剤だけでなく、病棟での指導、ミキシングなどいろいろな仕事を経験できる」ということで、松下記念病院を選びました。パナソニック健康保険組合が運営する病院なので、パナソニック(株)と同様の福利厚生が得られることも、決め手の1つになりました。  最初の1年間は、調剤室に配属され、夜勤など1人でも担当できるようになることを第一目標に取り組みました。一度、調剤を間違えて「ヒヤリ」とする場面がありました。監査で間違いがわかり、何事もなかったのですが、この「ヒヤリ」を忘れず、「間違いは誰にでも起きる」という考えのもと、念には念を入れて確認するようにしています。  2年目後半には、病棟にも行くようになり、現在は血液内科・消化器内科の病棟で病棟薬剤業務や薬剤管理指導業務に当たっています。患者さんから「植野さん」と名前で呼ばれたり、退院された患者さんが通院時にわざわざ来てくれて「順調だよ」と声をかけてくれたりすると、病棟担当としてのやりがいを感じます。

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